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JCLO

一般社団法人 ジャパンサーキット・レディース推進機構

What is JCLO

 社)ジャパンサーキット・レディース(JCLO)は「For all Lady‘s Golfers」というスローガンを掲げ、ゴルファー達に試合の機会を与えるとともに、新しい活躍の場を提供していくことを目的としています。また、次世代の育成を行い、ゴルフを通して地域貢献やコミュニティを育みながら、資質の向上を目指すことを目的とし、その目的に資することを事業としています。

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2020/07/01~第3戦・千葉~ Image
第3戦~千葉大会~

JCLO
Triple-C Tour's

八幡カントリークラブ

  瀬賀 百花

Tournament Information(大会案内)

エントリー選手一覧

Tournament Pairing(組合せ)

Highlight

      梅雨入が宣言されて間もなくの7月1日。JCLO2020・第3戦が千葉の八幡カントリークラブで開催された。
      開催前日も雨が降り続き、カート乗入れ可のプレースタイルで運営しているコースの為、轍などで起こりうるトラブルを想定して、前日から競技委員長と共にコース入りし、開催に備える形を取った。

    予報では、相当量の降水量が発表されており、強風でアクアラインが止まる可能性もあったことから、当日もコース開錠と共に現地に入り、情報収集と連絡体制を整えることとなった。 また、午後からは雷警報も予想されており、いつも以上の緊張感が周囲に漂う・・・・

      幸いなことに、天気予報に反して、極端な天候の崩れがない状況下で、スタート時間が迫ってきたが、空は今にも泣きだしそうな気配。 選手も無事に全員到着していたことから、マーシャルとも相談し、スタートを10分ほど早めることとした。

      8:50に第一組がスタート。 スタッフ全員が、「雨よ!振ってくれるな!!」と祈ったことは言うまでもない。

      八幡カントリークラブは、平坦な街中に位置する昔ながらのコース。コース開発の為に作られる取付道路からコースに入るのではなく、通常の県道わきからクラブハウスが見える、そんなコースだ。 27ホールを現在18ホールに改装工事中で、35と36でPar71である。 平坦であるがゆえに、ハザードの配置等、テクニックを要するコースであり、加えて、雨とこの強風が勝負を左右する状況下、続々とスタートしていく。 時折、小粒の水滴が落ちてはくるが、本降りまではならず、全選手雨具を着ることもなくスタート完了。

      しかし、雷警報が14時ころに発令か?と言った予報の中、雨脚は少しづつ強くなってくる‥‥‥ハーフターン時は本降りとなり、ますます戦いは熾烈を極めた。

      前半トップでターンしたのは、-2の山田佳奈。 続いて-1で瀬賀百花、そして2戦連続優勝の可能性を持つ堀内明莉が±0で追走。 +1で田村良海、梅田日陽ら優勝経験のある選手と中川梨華が続き、以下団子状態。 後半は、雨粒がより大きく、風も強くなる・・・・

      前半の中コースより、後半の東コースは、難易度が高いと言われており、勝負はここからが本番か・・・・・

      優勝は、前半2位だった瀬賀百花。後半も安定したゴルフを展開し-1のトータル-2でまとめ、見事初優勝を飾る。

      2位には、トータル±0で優勝経験者の堀内明莉と田村良海の両選手。第2戦優勝の堀内は猛追及ばず、2戦連続優勝は逃したが、東9番をイーグルで締め、カウントバックにより2位に飛び込む。今シーズン、開幕戦から絶えず上位でフィニッシュしており、力が安定してきたというところだろうか。 対する田村良海は、東8番でバーディーだっただけに9番のParプレーが悔しいところかもしれない。

      折り返しトップだった山田佳奈は、後半、東の難易度にやられたか+3のトータル+1でホールアウト。東7番のボギーが響き6位に沈んでしまった。

      今期から採用している3戦を終えた時点でのポイント順位では、3戦で優勝した瀬賀百花が2位に、田村良海が3位にジャンプアップ。堀内明莉は、抜群の安定感でトップをキープした。

      第4戦は、7月30日。舞台を相模湖カントリークラブに移しての神奈川レディースカップとなる。