第2回 You&I Challenge Cup
ワンウェイゴルフクラブ堀内 明莉
Prologue
第2回を迎える友愛チェレンジカップ。今年から、メインサポーターである友愛ハウジング代表取締役土屋英已氏が、特定非営利活動法人日本インストラクタープロゴルフ協会(JIPGA)の代表理事に就任された経緯からJIPGAとの共同開催となりました。男子シニアプロとのガチ勝負となります。さて、どんな戦いが待っているか・・・・・?
Highlight
まだまだ収束をみせる気配のないコロナ禍ではあるが、未来を担う選手たちに活動の場を提供していきたいというコンセプトのもと、コース側の協力もあって、防疫に万全の配慮を配り第2回友愛ChallengeCupが茨城県ワンウェイゴルフクラブで開催された。
前回の渋谷ハチ公カップは、3月下旬ながら真冬を思わせる5mオーバーの強い寒風に見舞われたが、今回は最高気温30度に届こうかという、初夏を通り越して夏を思わせる陽気になり、最高のコンディションでの試合となった。
試合は特定非営利活動法人日本インストラクタープロゴルフ協会(JIPGA)との共同開催となり、1組女子3名に男子1名の組み合わせ。 ティーマークは全員がブラックティーからのティーショットが設定され、慣れない組み合わせ形式とホール距離をどう攻略していくかも、ゲームの見どころのひとつとなった。
午前9時第1組がティーオフし、以後7分間隔で続々と選手がコースに飛び出していく。
3組目菊池選手が幸先よく1番ホールをバーディー発進とすると、後続の堀井、莇、石川茉友夏選手もバーディーを奪い、ハイレベルな戦いを予感させるスタートホールとなる。 OUTの前半は、1,2番を連続バーディーと絶好のスタートを切った石川茉友夏選手に播磨、西山両選手が1アンダーで並び、バーディー量産の様相を思わせるが、ところどころ大きくうねったフェアウェイと、アンジュレーションの効いたグリーンがこの先選手を悩ませることになる。
OUT終了時点で1オーバーに4選手がならび2オーバーに8選手が続いて、混戦模様を呈してきた。
午後1時をまわって選手が続々とホールアウトしてくる。 口々に聞こえるのは「距離が長い!」「グリーンが硬くて止まらない!」どうやら、ブラックティーからのラウンドは、想像以上に選手のパフォーマンスに影響を与えていたようだ。
そんな中、前半後半を2オーバーずつとまとめトータル4オーバーとした播磨選手が、クラブハウスリーダーとして後続を待つ。
なかなか4オーバーを超える選手が現れない中、第8組堀内選手がOUTを1オーバー、INを2オーバーとし75でホールアウト。
続く選手はこのスコアを超えることができず、堀内選手の初優勝が決定した。
2位には混戦を象徴するように3人が4オーバーで並んだが、カウントバックの結果最終ホールをバーディーとした播磨選手が入り、鎌田ヒロミ選手が3位表彰台にのぼった。
JIPGAは古田選手が5オーバーで優勝。
コロナ禍だが簡易なものでも優勝者を讃えたいという主催者の要望もあり、オープンエアでパーティーもないささやかな表彰式となったが、初優勝のメダルが堀内選手の手に渡された。