
第1回 CAG
インドア
Future Tour feat.JCLO
inGOLF北池袋
植竹 愛海
Prologue
都内で初開催のシュミレーターマシーンによる18ホールストロークプレーの競技。MCに黒田カントリークラブを配して完全ライブ中継。観戦も入場料無料(人数に応じて制限を設ける可能性あり)。全てが初の試みで開催。最大12名の女子選手が優勝賞金25万(賞金総額60万)目指して戦う。敵はゴルファーなのか?マシンなのか?こうご期待!
Conditions
当日はライブ中継があります。
条件・1
キャップ(サンバイザー)やウェアに協賛企業のワッペンを貼っていただく可能性がありますので、ご自身の契約上問題のない選手に優先参戦していただきます。
条件・2
シュミレーターマシーンの特性等つかんでいただくために、練習ラウンドは無料で開放しますが、必ず練習ラウンドに来ていただきます。
予約は7/1以降電話で予約
03-5957-7003※電話受付時間(平日/10:00 ~22:00 土日祝日/10:00 ~ 20:00)
条件・3
練習ラウンドの際、ご自身のSNSで施設等の発信をすることが条件になります。
Highlight
新時代のゴルフを象徴するシミュレーションゴルフ。
ジャパンサーキット・レディース初の試みとなるシミュレーターを使用した試合は、数多くのインドアゴルフ設備工事を手掛け、その業界をけん引するキャグ株式会社の主催するCAG インドア Future Tourに共催する形で、同社の運営するインドアゴルフ施設インゴルフ北池袋で行われた。
初の試みにふさわしく、出場選手もジャパンサーキットの常連選手から、ドラコンプロ、さらにはキャグ株式会社の運営するゴルフスクールのレッスンのプロゴルファー(インストラクター)と多種多様。
また、一般客がいる有観客で行われるとともに、エキシビションイベントとして試合開始前にドライビングコンテスト、MCに人気のゴルフタレント黒田カントリークラブを迎えて、試合開始から表彰式まで完全ライブ配信と様々な趣向を凝らした企画となっている。

まずは大盛り上がりを見せたドライビングコンテスト。
エキシビションとはいえ、優勝者には賞金10万円となれば選手の目の色も変わってくる。
まずジャパンサーキットから登場の荒武が241ヤードを飛ばすと、3番手に登場した杉山。過去にはジャパンサーキットの試合にも数多く出場があrち、現在はドラコンが主戦場。期待通りのドライブは荒武を上回る247ヤード。
その後に続くジャパンサーキットの選手、ゴルフスクールインストラクターは、この記録を上回れずにいた中、くじ引きで決めた順番が作り出したドラマが最後にやってきた。
ドラコン女王大和田紗羅の登場に会場は、否が応にも盛り上がる。
注目の一打目、キャリーで杉山を超えたものの左に外れ記録なし。。。。。とはいえ、飛距離は圧倒の260ヤードと残り2打に期待を持たせたが、その後の2発とも右にふかしてしまい、距離では杉山を超えたものの、記録なしに終わり杉山の優勝が確定した。

ドラコンの興奮が冷めやらない中、引き続き本番となるシミュレーターを使用したラウンドゲームが行われた。
対戦フォーマットは、12選手を3名ずつ4組に分け、2打席を使用し2組ずつが9ホールを戦い、9ホールのストローク数をもって勝者を決定するというものだ。
対戦コースには、JLPGAレギュラーツアーであるCATレディースが行われた大箱根カントリークラブの10番から18番が選ばれた。
組合せは、その場でのくじ引きによって決定。カメラに向かって、順番を示すカードを見せるあたりは、皆プロらしく、カメラ慣れをしている。

まずラウンド1、松下、荒武というジャパンサーキット組に、かつてジャパンサーキットの経験もある杉山という先輩・後輩の組み合わせと、石田、植竹に、インドアスクールインストラクターの本部の組み合わせ。
まずスタートホール、石田が惜しくもボギーとするものの、他の5人はパー発進と静かな滑り出しを見せる。続く2番ホールでは、なんと荒武、石田、植竹、本部の4選手がバーディー。シミュレータゴルフのコツをつかんだか、3番で石田が連続バーディー、4番で荒武、植竹がバーディーと順調にスコアを伸ばすかに思われたが、ここから実コースとの感覚の違いに各選手が苦しみ始める。
5番以降ボギーを叩く選手が目立つ中、今期1勝の植竹が3バーディーノーボギーの3アンダーでフィニッシュ、続いてシミュレーターに慣れ親しんだ地の利を生かしたか、本部が上がり2ホールを連続バーディーで1アンダー、荒武がイーブンパーでフィニッシュした。

引き続き行われたラウンド2は、兼松、亘、二口の組み合わせと、花渕、莇にドラコン女王の大和田を加えた組み合わせ。こちらは、感覚が合わなかったのか、ラウンド1とは逆に花渕を除く5人がボギー発進と荒れたスタートとなってしまう。
続く2番では大和田が痛恨の連続ボギーとするが、亘が見事にバウンスバックしイーブンに戻すと、その後の3番もバーディーを奪いアンダーパーグループに入ってくる。
しかし、その後はラウンド1同様スコアを落とす選手が続出し、大和田が本部同様に上がり2ホールを連続バーディーとしたものの、7番以前のスコアが響き1オーバー、バーディーは無かったがボギーを二つに抑えた二口が2オーバーで終了。ラウンド2からは、ボギーが先行したものの後半で二つのバーディーを奪ってトータルイーブンパーとした兼松がラウンドリーダーとなった。
この結果、優勝は植竹、2位にインドアの地の利を生かした本部、イーブンパーで並んだ荒武と兼松だったが、9番からのカウントバックで兼松が3位に入った。



大盛況のままに終わったCAGインドアFuture Tour
観客からも「ナイスショット!」「ナイスバーディー!」の大きな声が飛び交い、選手の顔もスコアに関係なく笑顔がこぼれ、いつもとは違った雰囲気の試合となった。
「パットが難しい」「アプローチの距離感が・・」などの声も聞こえたが、「楽しかった!」「またやりたい!」という声が、全員の正直な気持ちだろう。
余談になるが、翌月の9月8~9日に開催された【PLDA女子ドラコン世界選手権】で大和田紗羅は見事優勝!世界一となった。


